ヴァルデマーの治世 1158年、ヴァルデマーの盟友アブサロンがロスキレ司教に選出され、ヴァルデマーは彼を筆頭顧問に任命した。ヴァルデマー王は相次ぐ戦争で疲弊したデンマーク王国を立て直すべく奔走した。彼は王国南部のダニーパーク要塞を補強し、アルス・スンド海峡中の小島をSonderborg 城を建築することで要塞化した。その後この小島はアルス島と地続きとなった。また、ヴァルデマー王は王国南東部で影響力を強めるヴェンド人に対処するために、かつてデーン人ヴァイキングが用いていた襲撃戦術を刷新した重騎兵を用いた水陸両面戦術をもってヴェンド人に対抗した。この水陸両用戦術は彼の後継者であるクヌーズ6世の頃により改良されることとなる。