小雨の丘
雨が静かに降る日暮れの街外れそぼ降る小雨に濡れ行くわが胸夢のような小糠雨亡き母の囁き独り聞く独り聞く寂しき胸に「ああ、母さん、あなたが死んで三年、私はこの雨にあなたを想う、雨、雨、泣きぬれる雨、木の葉も草も、そして私も」辛いこの世の雨悲しき黄昏よそぼ降る小雨に浮かぶは想い出移り行く日を数え亡き母を偲べばともしびがともしびが彼方の丘に「ともしび、ともしび、母さんの瞳によく似たともしび、私は歌おう、私の好きなあの丘で、母さんを思う心からの歌、ああ、なつかしい想い出の歌」丘は静かに降る今宵の寂しさよそぼ降る小雨と心の涙よただ独り佇めば亡き母の面影雨の中雨の中けむりて浮かぶ
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