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杉本良吉(1907~1939)

国境取締法
この一件は、駆落ち事件として連日新聞に報じられ日本中を驚かせた。この事件を機に日本では翌1939年に特別な理由なく樺太国境に近づくこと等を禁じた国境取締法が制定された。しかし、不法入国した二人にソ連の現実は厳しく、入国後わずか3日目で岡田は杉本と離された。時は大粛清の只中であり、杉本と岡田はスパイとして捕らえられ、GPUの取調べを経て、別々の独房に入れられ2人はその後二度と会うことはなかった。日本を潜在的脅威と見ていた当時のソ連当局は、思想信条に関わらず彼らにスパイの疑いを着せたのである。

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