選挙活動~カンバーランド選挙区とウェストモーランド選挙区~
カーライルのカウンティ選挙区にあたるカンバーランド選挙区においてはラウザー家が最大の地主であり、カーライル伯爵やポートランド公爵、エグレモント伯爵家がそれに次ぐ形となっているが、第3代ポートランド公爵が爵位を継承した時点では5代カーライル伯爵が未成年であり、第2代エグレモント伯爵チャールズ・ウィンダムは不在地主だった上地租を上げて人気を失っていた。また近隣のウェストモーランド選挙区はカウンティ選挙区のうち有権者数の最も少ない選挙区であり、サフォーク伯爵家、ウィルソン家やウェストモーランド州長官を世襲するサネット伯爵家も領地を有するものの、最大の領地を有するラウザー家の対抗馬になれるのはサネット伯爵家だけであり、1759年の補欠選挙ではサネット伯爵家の候補がラウザー家の候補に敗れ、1761年イギリス総選挙ではウィルソン家の候補がラウザー家の候補に敗れている。
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