産経新聞関連~戦後の『産経新聞』周辺~
戦後、再び上京。『時事新報』復刊を目指した同紙元主筆で慶応義塾大学名誉教授の板倉卓造に請われ、戦前の終刊の責任もあり関与して復刊を実現したが、マスメディア経営者として戦争に協力する論陣を張ったとして1946年から4年間、公職追放に遭った。1950年10月、追放解除により、『大阪新聞』と『産業経済新聞』の社長に復帰。直後、板倉から時事新報社の経営を引き継ぐともに、『時事新報』に続いて『産業経済新聞』東京本社版の発行を開始した。この拠点として東京都千代田区有楽町のオフィスビルを取得。跡地には「ラクチョウビル」が建設され、フジサンケイグループのサンケイビルが運営する雑居ビルとなったが2014年に解体。2017年5月、跡地にX-PRESS有楽町が竣工した。
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