南西アジア
偶然の成り行きから、ローリンソンはインド総督の個人的知遇を得、オスマン帝国支配下のアラビアに赴く政務官に任命された。こうしてバグダードに定着したローリンソンは、楔形文字の研究に没頭した。当時のローリンソンは、相当の困難や、個人的リスクを伴ってではあったが、ベヒストゥン碑文の完全な転写を作成できるようになっており、内容の解読にも成功していた。サー・オースティン・ヘンリー・レヤードとともにニネヴェの遺跡を訪問するなど、様々な探検家たちへの聞き取りによって得られた豊富な地理的知識に加え、碑文について計り知れない価値をもつ資料を収集し、ローリンソンは1849年に休暇をとってイングランドに帰国した。
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