子女たちの結婚
アリックスは子女たちの結婚に対し、姑ヴィクトリア女王や夫エドワード・アルバートが勧める縁談でも反対する事が多々あり、それが影響して破談となる事もあった。クラレンス公アルバート・ヴィクターの妃候補にヘッセン大公女アレクサンドラが浮上したが、アリックスが断古反対し白紙に、次男ヨーク公ジョージとザクセン=コーブルク=ゴータ公女マリーが恋愛関係にあり結婚に進展した際、ヴィクトリア女王や王室の面々が賛成しても反対し破談となるなど、また、次女ヴィクトリア・アレクサンドラ王女が生涯独身であったのも、アリックスが愛娘の健康に配慮し、結婚を思い留まらせたためとも言われており、ヴィクトリア女王や夫アルバート・エドワードの影に隠れがちだったアリックスも、王室内では発言力も有していたのである。
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