スキップしてメイン コンテンツに移動

ツィタ・フォン・ブルボン=パルマ(1892~1989)

皇位継承と廃位
1916年、フランツ・ヨーゼフ1世の崩御とそれに伴うカール1世の即位で皇后となる。ブルボン=パルマ家という出自が交戦国であるフランス、イタリアに結びつくということもあり、「イタリア女」と呼ばれ国民から嫌われた。1918年、オーストリアは第一次世界大戦に敗北し、帝国は解体され、カール1世も「国事不関与」の宣言に追い込まれるが、夫がそれを決意した際には最後まで反対し続けた。なお、大戦末期にはツィタの兄であるシクスト公子、グザヴィエ公子がオーストリアの連合国との単独講和交渉に当たったが、失敗に終わった。

コメント