ヨーロッパでの戦争
一方、1735年から新たな敵ロシア帝国およびその同盟国オーストリア帝国との戦争を始めた。まずオスマン側はロシアと開戦したが1736年までにクリミアの要衝に位置する要塞とバフチサライをロシアに占領された。ただし1737年から1739年にかけてクリミアで疫病が流行り出したためそこで南万人ものロシア軍が病死し、しばらくは足止めに成功した。オーストリアとは1737年に開戦し、そこでは連戦連勝であり、ベオグラードを奪還するなどした。しかし1739年にロシア軍の攻勢によってヤッシーを占領された。それに対抗すべくオーストリアとベオグラード条約を結び停戦した。ロシアは単独で勝てないと考え、ニシュ条約を締結し、アゾフを割譲するだけと、割譲は最低限になった。イラン戦線も終結してからはオスマン帝国は戦争を控え、1768年に露土戦争が始まるまで平和を保った。
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