神学・神秘主義思想
スヴェーデンボリの神学論は伝統的な三位一体を「三神論」であるとして退けているが、「三一性」という考え方で、「父を意味する創造神、子を意味するイエス・キリスト、聖霊を意味するイエス・キリストの霊の働きという三つの性質が一つの人格神のうちにある」ということを認めている。また、伝統的なプロテスタント聖書主義と同じく「天地の創造神が、時空の観念を超え、イエス・キリストという人間となって救いのために降臨された」としている。主の再臨や、聖書・みことばとして認める対象などについては、正統信仰と異なる独自の解釈で知られている。しかし、プロテスタント教派間でも聖書解釈の違いは多数あり、実は知られていないだけで、正統信仰と言われるプロテスタントとの共通点も多い。
コメント
コメントを投稿