威海衛の戦い~清軍の降伏~
抗戦派幹部の自決後、包囲されていた清側は、伊東祐亨連合艦隊司令部に丁汝昌名義の請降書を提出した。14日、清軍の降伏と陸海軍将兵の解放について両軍が合意し、15日に調印が行われた。17日、清の陸兵すべてが日本軍の前哨線外に解放され、商船「康済号」が丁汝昌の亡骸と清国海軍将兵1,000余りと、清国側の外国人軍事顧問将校を乗せて威海衛湾から出航した。作戦を完了した日本軍は、劉公島だけを保持することとし、砲台など軍事施設を爆破した。作戦に参加した第2・第6の両師団は、第二期作戦にそなえて旅順に移動した。
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