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伊達綱宗(1640~1711)

50年の余生
綱宗自身はその後、品川の大井屋敷に隠居して、作刀などの芸術に傾倒していったといわれる。綱宗が酒色に溺れ、僅か2歳の長男・綱村が藩主となったことは、後の伊達騒動のきっかけになった。しかし、伊達騒動を題材にした読本や芝居に見られる、吉原三浦屋の高尾太夫の身請けやつるし斬りなどは俗説とされる。これに対して、綱宗は後西天皇の従兄弟であることから幕府から警戒されており、藩主交代そのものが、仙台藩と朝廷の連携を恐れた幕府の圧力であるとの説もある。実際の綱宗は風流人で諸芸に通じ、画は狩野探幽に学び、和歌、書、蒔絵、刀剣などに優れた作品を残しており、「花鳥図屏風」を始めとした作品が仙台市博物館に所蔵されている。

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