業績
存命中は植物学者として著名で、生前刊行された植物学書には、ラテン語・ギリシャ語・ドイツ語・フランス語による『植物名目録』 Catalogus plantarum などがある。本格的な『植物誌』は、自ら約1,500の図を描いた大著だが、没後かなり経った1751-1771年に刊行された。植物名について、古典語と当時の言語とを比較対照するうち、文献学や言語学に関心を抱いた。1545年『ギリシャ・ラテン語辞典』を編纂し、その十年後の1555年に著した『ミトリダテス』では、55種の言語間の関係を研究し、比較言語学的な言語論を展開した。
コメント
コメントを投稿