密入国
日本の英語教育は幕府が長崎通詞6名に命じた1809年により始まっていたが、その知識はオランダ経由のものであったことから多分にオランダ訛りが強いものであった。マクドナルドの指導法は最初に自身が単語を読み上げた後に生徒達に発音させ、それが正しい発音であるかどうかを伝え、修正させる、というシンプルなものだった。彼もまた覚えた500の日本語の単語をメモして残しており、周囲の日本人の殆どが長崎出身ということもあって、それらの単語の綴りは長崎弁が基本となっている。また、マクドナルドは日本人生徒がLとRの発音の区別に苦労していることにも言及している。
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