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里村紹巴(1525~1602)

紹巴抄
連歌師里村紹巴により著されたものである。1563年に受けた三条西公条による源氏物語の講釈をまとめたもので、1564年に作業を始めたが、1565年春の成立と考えられている。多くの写本が存在するが、書名が異なるだけでなく内容にも異同が多い。江戸時代に入ると源氏物語の注釈書の中では最も早く版本として刊行されて広く読まれるようになったが、版本の記述には後代の加筆の跡が認められる。

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