増長
晴れて邪魔な夫と離婚できたフランソワーズは、この年1669年に王の娘ルイーズ・フランソワーズを生んだ。これ以降、誰はばかる事なく、フランソワーズは国王第一の公妾として、宮廷で絶大な権力を振るうようになった。ルイーズ・ド・ラヴァリエールを追い落とし、ルイ14世の寵愛を独占する事に成功したフランソワーズは、1670年にメーヌ公ルイ・オーギュスト、1672年にヴェクサン伯ルイ・セザール、1673年にルイーズ・フランソワーズ、1674年にルイーズ・マリー・アンヌ、1677年にフランソワーズ・マリー、1678年にトゥールーズ伯ルイ・アレクサンドルと、実に7人の子供をもうけた。
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