最初のコンスルシップ
第二次サムニウム戦争中の紀元前312年にデキウスはマルクス・ウァレリウス・マクシムス・コッリヌスと共に執政官職に就いた。リウィウスによれば、デキウスは病気のためにローマに残り、彼の同僚が戦争を指揮した。しかし、エトルリア人との戦争の不安のため、いざという時のためにデキウスは元老院の希望で独裁官に就任した。一方アウレリウス・ウィクトルは逆に、デキウスは最初の執政官職の時にサムニウム人との戦争に勝利してケレース神に戦利品を奉納したと伝えている。しかし、凱旋式のファスティによると、この年凱旋式を挙行したのはウァレリウスの方である。
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