博望坡の戦い
魏志の「李典伝」と蜀志の「先主伝」に記録がある。魏志では、袁尚を攻撃するため軍を北上させた曹操の留守に乗じ、荊州の劉表が劉備に命じて侵攻した。曹操は夏侯惇に于禁・李典をつけて劉備を防がせたとあり、蜀志では、劉表は劉備を手厚く扱い兵を増増やして新野に駐屯させた、荊州の豪傑たちは日ごとに劉備の下に集まるなど声望を集めていた劉備のことを警戒し防備を固める一方、その軍事力を利用するため、劉備に命じて夏侯惇と于禁を博望の地で防がせたとある。両者は荊州の重要拠点である宛城の北でやや距離をもって対陣していた。
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