オルジェイトゥの施政
オルジェイトゥは基本的に兄ガザンの政策をそのまま引き継いだ。すなわち政務ではガザンの下したヤサを規範とし、あわせてイスラームの戒律を遵守するように命じた。またモンゴル軍民の管轄は大アミールのクトルグ・シャーとスルドス部族の当主チョパンらに任せた。財政は引き続きラシードゥッディーン、サアドゥッディーン・サーヴェジーらを宰相として留任させ、またガザン時代に施行されたワクフ関連の事業や税制も追認された。またマラーガ天文台の長官にナスィールッディーン・トゥースィーの息子アスィールッディーンを着任された。
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