オランダ侵略戦争
ルイ14世がオランダへの報復から引き起こした1672年のオランダ侵略戦争でもテュレンヌはルイ14世と共に進軍、北上してライン川を越えてオランダ諸州を荒らして大半を制圧した。しかし、オランダは洪水線を活用して堤防を決壊、国内を水浸しにしてフランス軍の進行を遅らせ、民衆が政変を起こして指導者コルネリス・デ・ウィットとヨハン・デ・ウィットを殺害してオラニエ公ウィレム3世を擁立した。ウィレム3世もフランスの後方を脅かしたり神聖ローマ帝国諸侯やスペインと同盟を結び徹底抗戦、ルイ14世は戦線停滞を見て指揮を放棄して現場を離れた。
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