コンゴ動乱で殺害される
しかし大統領カサブブと対立し、さらにカタンガ州分離派のモブツ将軍らが分離独立を主張しコンゴ動乱となった。ルムンバは国連軍の派遣を要請したが、国連はカタンガ州の鉱山資本と結んでいるモブツ政権を保護、9月に国連とアメリカの後押しによるモブツのクーデターによってルムンバは逮捕され、殺害された。コンゴには国連軍が派遣されていたが、ルムンバ殺害について傍観した。東西冷戦下に親ソ的な姿勢を示したルムンバ政権によって、カタンガ州の鉱山資源が国有化されることをおそれた国際資本とベルギーおよびアメリカがその排除を画策したのである。そして国連がそれに力を貸すこととなった。
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