社会政策学会
1872年に設立されたドイツの新歴史学派の人びとによる学会。ドイツ資本主義の発展と、労働者階級の台頭に接して、さまざまな社会問題に対する政策を検議した。しかし国策に沿った社会改良主義を主張したために、自由主義から〈講壇社会主義〉と皮肉られた。シュモラー、ロートベルトゥス、ブレンターノ、A.ワーグナーらが代表的人物。第2大戦後は〈経済・社会科学学会〉として再出発した。なお、ドイツの社会政策学会をモデルに日本でも1897年同名の学会が設立された。代表的人物には金井延、小野塚喜平次、高野岩三郎などがいた。
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