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十字架のヨハネ(1542~1591)

思想
十字架のヨハネの思想は、『暗夜』の概念に集約されている。『暗夜』とは、「神との一致に至るまでの過程」と定義されている。この『暗夜』は、「暗き夜に 炎と燃える 愛の心のたえがたく」 に、はじまる、8編の詩の形式で表現され、彼の代表作である、『暗夜』と『カルメル山登攀』によって解説されている。この詩は、「信仰の暗夜を通って、神との一致に向かう魂が、赤裸と浄化の中に見出した『さいわいなさだめ』をうたう」ものである。十字架のヨハネの全著作は、1906年デヴィッド・ルイスにより、また1953年E.A.ピアズによって英訳され、キリスト教信仰者以外の人々の心にも訴えた。

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伊勢神道 鎌倉時代末期に、それまでの両部神道や山王神道などの本地垂迹説とは逆に、反本地垂迹説が勃興するようになり、その影響で、伊勢神宮の外宮の神官である度会家行によって、伊勢神道が唱えられた。伊勢神道は、『神道五部書』を根本経典とする。また、儒教・道教思想の要素も含まれた最初の神道理論とされる。伊勢神道は、元寇により日本が神国であると再認識し、日本における唯一絶対の宗教は神道であるとする勢力から支持され発展した。日本書紀によると、倭姫命は11代垂仁天皇の皇女で、天照大神の御杖代として各地を巡行し、伊勢の地で神宮を創祀した。「神道五部書」と呼ばれる伊勢神道の根本史料の一つ『倭姫命世記』に、度会郡を中心とする倭姫命の足跡が数多く記されている。

エイブラハム・ダービー1世(1678~1717)

ダービー父子~父、ダービー1世~ 父のダービーはブルストルで鋳物製造を行っていたが、砂型鋳物製造の特許を取り、事業を安定させ、1709年に石炭をコークス化して燃料として用い、鉄鉱石を熔解する高炉を成功させた。コークスは石炭を蒸し焼きにしてつくり、香炉の中で鉄鉱石と一緒に入れて燃やすと、不純物を除去することができる。また高炉はつねに高温を保たなければならないが、そのために従来は「ふいご」が使われていたがダービーは送風シリンダーを考案し、その問題も解決した。こうして本格的な製鉄業を興し、鍋などの生活用具からニューコメンの蒸気機関用の部品まで製造し、事業を成功させた。

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