金ぴか時代
金ぴか時代、ないし、金メッキ時代は、1865年の南北戦争終結から1893年恐慌までの28年間、あるいは特に1870年代と1880年代をさし、アメリカ合衆国において資本主義が急速に発展をとげた時代である。拝金主義に染まった成金趣味の時代として扱われることが多く、政治腐敗や資本家の台頭、経済格差の拡大を皮肉った文学者、マーク・トウェインらによる同名の共著小説に由来する。いわゆる「西部開拓時代」とほぼ重複する。なお、まったくの偶然ではあるが、1893年のシャーマン銀購入法の挫折により銀本位制が凋落し、アメリカに金本位制が定着したのはその後のことである。
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