第2次巨人監督時代 一方、巨人は長嶋退任後の1981年シーズンから藤田元司監督と牧野茂ヘッドコーチ、そして現役を引退し助監督となった王貞治のトロイカ体制で8シーズンぶりに日本一となり、リーグ優勝と日本シリーズ敗退で終わった1983年のオフには規定方針どおりに王が監督に就任したが、王は5シーズンでリーグ優勝1回、日本シリーズ優勝なしに終わり、1988年限りでの監督退任となった。後任としては藤田が復帰し、1989年は自身2度目となる8年ぶりの日本一、1990年にはリーグ2連覇を飾ったが、藤田には心臓に持病があり「後任監督問題」が常に挙がっていた。